ドクターソウザ(Dr. José Tomás de Sousa Martins 1843-1897)は、結核の治療を専門に特に貧しい人たちの為に人生を捧げた医師です。最期は自身も結核にかかり自ら命を絶ちましたが、彼の死後1904年には彼が主に働いていたペナ地区に彼の銅像が出来き、100年以上たった今なお病気になってしまった人や、その家族などが健康の回復を祈願するために彼の銅像に祈りを捧げに訪れます。
また健康回復した暁には、もう一度感謝の言葉と名前を刻んだ大理石のプレートと共にここに訪れます。いつでも彼の銅像の下にはたくさんのプレートが置かれています。
ペナ地区はドイツやイタリアの大使館があり閑静な場所になっています。彼の像の隣は庭園になっており、池の周りにはたくさんの鳥を見る事が出来ます。またここBraamcamp Freire庭園からは、反対側の丘の上にサン・ジョルジェ城が見渡せます。バイシャ地区の喧騒を離れ、ゆっくりとペナ地区を探索すてしてみてはいかがでしょうか?
リスボンの昔ながらの小さなお店では、ドクターソウザが描かれたキャンドルが購入出来ますのでお土産にいかがでしょうか?
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