ポルトガルではカトリックの伝統にならい復活祭の前々日の金曜日を聖金曜日し、各地で十字架の道行きというイエス・キリストの受難の捕縛から受難を経て復活まで14つ場面を再現した祭りが行われます。この14の場面はカトリックの教会に必ず掲げてある14つの絵画の事です。
街に14つのポイントを作り、教会から始まりポイントごとにキリストの受難の捕縛から受難を再現した劇が行われ、歌やお祈りを捧げながら行進していきます。最後には教会に戻り彼の復活のために祈りを捧げます。
個人的にはキリスト教ではないので詳しいことはわかりませんが、このような異文化を体験してみるのも面白いと思います。ポルトガルにはまだまだたくさんのこのようなお祭りがありますので、ご興味がある方は参加してみて下さい。
写真は先週シントラのモンテラヴァルで行われた十字架の道行きです。子供たちがキリストと彼の仲間に扮して1時間半ほどの行進が行われました。