フライト情報
日本からポルトガルまでの直行便はないため、ヨーロッパの主要都市経由となる。乗継ぎ時間を除いて15時間程。主な航空会社は以下の通り。
時差
ポルトガルの時間はイギリスと同じでGMT:0。日本時間より-9時間、サマータイム時(3月最終日曜日の午前2時から10月最終日曜日の午前2時まで)は-8時間がポルトガル現地時間。アゾレス諸島はさらに本土より-1時間。
治安
他のヨーロッパ諸国に比べると治安は良いと言われている。しかし他の国と同様スリや置き引きには注意。特にリスボン市内はスリが多発しているので、多額の現金、パスポートなどの貴重品は持ち歩かない。
通貨
ポルトガルは€ユーロ(ポルトガル語ではエウロ)を採用してる。補助通貨単位はセント(センティモ)。
提供: ja.exchange-rates.org
物価
西ヨーロッパ諸国の中では、物価が一番安いとされている。
コーヒー |
1ユーロ前後 |
ビール |
生ビール(200ml)は1-2ユーロ前後 |
グラスワイン |
1〜5ユーロ |
ミネラルウォーター(500ml) |
1ユーロ前後(キオスクなどで) |
ランチ定食 |
6-8ユーロ(庶民的なレストランで) |
ディナー |
10ユーロ(レストランで) |
ガソリン(1L) |
1.5ユーロ前後 |
トマト(1kg) |
1ユーロ前後(マーケットで) |
両替
ポルトガルの銀行でも円からユーロへの両替は出来るが手数料が高い。空港やリスボン市内にある両替所は手数料も安く営業時間も長いので便利。リスボンのロシオ広場にはいくつかの両替所がある。地方では円からの両替を扱っていない場合もあるので注意。
CirrasやPLUSの付いた国際キャッシュカードからの引き出しやクレジットカードからのキャッシングは、空港や街のいたるところに設置されているATM (Multibanco)で、日、祝日を含む毎日24時間ユーロの引き出しが出来るので便利(1回の引き出し限度200ユーロ)。しかし日本の空港で初日に使う最低限は両替しておいた方が良い。
クレジットカード
クレジットカードの通用率も高くなってきていて、ビザ、マスターカード、アメックス、ダイナースクラブなどが使えるところが多い。サインの代わりに4桁の暗証番号を求められるので注意。また身分証の提示を求められることもある。
一般的な営業時間
美術館、モニュメントなど |
10:00-18:00 |
月曜が休館になるところが多い |
ショップ |
09:00-13:00
15:00-19:00 |
小さなお店は土曜は午後1時まで、日曜が休みになるところが多い |
ショッピングセンター |
10:00-23:00 |
年中無休 |
レストラン |
12:00-15:00
19:00-23:00 |
日・月が定休なところが多い |
バル・カフェ |
08:00-23:00 |
日曜は休みになるところが多い |
郵便局 |
08:30-18:00 |
土・日・祝は休み |
銀行 |
08:30-15:30 |
土・日・祝は休み |
薬局 |
09:00-13:00
15:00-19:00
|
土曜は09:00-13:00、日曜は休み。場所により24時間空いているところもある |
チップ
ポルトガルではチップの習慣はあるが、そのサービスに対して満足した時に渡す程度なので払い過ぎに注意。
庶民的な食堂など |
おつりの小銭程度 |
カフェ・バル |
おつりの小銭程度。飲み物を頼んだだけなら不要 |
レストラン |
一般的には料金の5-15%くらい |
ホテル |
ベルボーイやルームサービスに対し1回につき1-2ユーロ |
タクシー |
10%またはキリのいい金額に切り上げて支払う |
天気
地方によって多様性があるが一年を通して穏やかな気候。
春季(3-5月) |
温暖だが4月ごろまでは不安定な気候が続く。 |
薄手の羽織るものや急な雨に備え折りたたみ傘などがあると良い。 |
夏季(6-9月) |
カラッとした暑い日が続き日中30度前後まで上がり日差しが強いが、日陰に入ると涼しい。また朝晩は気温が下がるので注意。 |
日中は帽子やサングラス、夜は冷え込むこともあるので薄手の羽織るものがあると便利。 |
秋季(10-12月) |
晴天時は爽やかで温暖だが、11月ごろになると雨季に入り雨も多くなる。 |
薄手のコートなどがあるといい。 |
冬季(12-2月) |
雨季だが、日本と比較して気温は温暖となっている。雨期といっても終日雨が降るようなことない。 |
北部は冷え込むので厚手のコート、また雨が多いので雨具が必要。 |
祭日
01月01日 |
新年 |
03月30日 |
聖金曜日* |
04月01日 |
聖日曜日* |
04月25日 |
自由記念日 |
05月01日 |
メーデー |
05月31日 |
聖体節* |
06月10日 |
ポルトガルの日 |
06月13日 |
聖アントニオ祭(リスボン地方) |
06月24日 |
聖ジョアン祭(ポルト地方) |
08月15日 |
聖母被昇天祭 |
10月05日 |
共和制樹立記念日 |
11月01日 |
万聖節 |
12月01日 |
独立回復記念日 |
12月08日 |
聖母受胎祭 |
12月25日 |
クリスマス |
*は年によって異なる移動祝祭日 (2018年度)
ビザ
ポルトガルはシェンゲン協定に加盟している。加盟国内に180日間で90日以内の観光目的である滞在についてはビザは不要だが、ポルトガル出国時にパスポートの有効残存期間が 3カ月以上必要。また2015年7月1日よりワーキングホリデービザも開始された。
国際電話国番号
日本にかける場合は、外線番号(ホテルから)+00+81(日本の国番号)+0を除いた市外局番+電話番号
ポルトガルの公衆電話からも日本へ国際電話がかけられる。またポルトガルへかける場合は00351(+351)
税金
旅行者は手続きをすれば、ポルトガルのIVAと呼ばれる付加価値税は手数料を除いて払い戻される。タックスフリー提携店で税抜き価格60ユーロ以上の買い物をした場合で(税関スタンプの受領期限は購入日より90日以内、申請は購入日より5ヶ月以内)ポルトガルまたはEU圏内の最後の空港にて手続きする。*マデイラ/アゾレス諸島は57ユーロ以上買い物をした場合。
郵便
日本へハガキ又は20gまでの封筒は、0.91ユーロ。切手は郵便局(Correios)以外にポストに併設されている自動販売機、またはSelosの看板がある雑貨屋などでも買える。
Wi-Fi
カフェやレストランなどでは無料で使えるところが多い。コンセントがあれば携帯電話の充電も可能。
トイレ
ポルトガル語で (カーサ・デ・バーニョ casa de banho / ラバボ:Lavabo) 男性用(オーメン:Homen)女性用(セニョーラ:Senhora)駅や公園などには少ないものの公衆トイレがある。係員がいる場合は20〜50セントほどのチップを置く。必要な場合は、カフェなどで一声かけて貸してもらう。
薬局
ポルトガルの薬局は緑色の十字が目印。基本的に営業時間は、09:00〜13:00 / 15:00〜19:00(月〜金)、9:00〜13:00(土)
緊急時の連絡先
警察・消防・救急車 122
在ポルトガル日本大使館 Av.da Liberdade 245-6F, 1269-033 (Lisboa TEL: 213 110 560)
電圧
220V、50Hz。プラグは2つ穴のCタイプ
水
水道水は問題なく飲料出来るが、一般的にミネラルウォーター(Agua Mineral)が飲まれている。普通のミネラルウォーター(センガーシュsem gaz)と、炭酸水(コンガーシュcom gaz)がある。
タクシー
日本と同じようにタクシー乗り場で待つか、道で拾うことができる。初乗り3.25ユーロ、1km約0.5ユーロ 荷物1個1.6ユーロ。また夜間9時から朝6時、土・日・祝は20%増。チップは10%前後。