Teppe Watanabeさんは、リスボンにハマってしまった日本人の一人。リスボンの最もポルトガルらしいアルファマ地区に住居を構え、ギタリストとして活躍しています。アルファマピープルの誰もが知っている有名人、道を歩いていると皆が挨拶し言葉を交わします。ポルトガルでは最後のiの発音が難しいのでTeppeと呼ばれています。
そのテッペイさんは週に3度、アルファマのバーで演奏しています。ひとたび彼がギターを弾き出すと、次々と人が訪れ、日付が変わる頃にはバーは満員に。その後は仲間のミュージシャンも続々加わり、セッションタイム。宴は深夜まで続きます。テーブルチャージなどはありませんので、気楽に1杯飲みながら、時にはしっとり、時にはノリノリの彼のギター演奏を堪能して下さい。
ボサ・ノバからサンバ、クラシックからロックまで幅広く、カバー曲からオリジナルの曲まで、周りの雰囲気に合わせ演奏してくれます。時間が経つにつれお客さんは彼の演奏に引き込まれ、最後にはみんなで歌って、時には踊り出しちゃう人もいます。またリクエストすれば日本語の曲も弾いてくれます。
日本から遠いリスボンで、日本人が奏でるギターの音色は心に浸み込んでいきます。旅行者の方もリスボン在住の方も、是非足を運んでみて下さい。またどっしりと脳髄にくるファド鑑賞後に、チルアウトとしても最高です。
毎週22時から
木曜:Mezinhas de Alfama
金曜:Agapimu
日曜:Tasquinha do Baco
また、只今アルバム製作中と事ですので、ファンの一人として楽しみに待っています。
アルファマをイメージして作られたオリジナル曲
沖縄にインスパイアされて作られたオリジナル曲
インタビュー(2008年)
One thought on “リスボンで活躍する日本人ギタリスト”
GWにリスボンに入りますので是非、Teppeさんの演奏が聴ければ、と思います。時間が合えばいいんだけどな…。