モンサントは、ポルトガル東部、スペインとの国境付近にあるエストレラ山脈の東に位置する小さな村で、「ポルトガルで最もポルトガルらしい村」とも呼ばれています。
標高758メートルに位置するモンサントには、ごつごつとした大きな岩が点在しており、古くから聖なる場所として崇められてきました。村人たちはこの巨大な岩を利用して家を建てており、独特の景観を生み出しています。これらの岩は地中のマグマが雨で冷やされ固まったものが、長い年月を経て地表に現れたものだといわれています。
村の一部には廃墟も残りますが、多くの家はきれいに整備され、赤い花々が家々を彩ります。その景観はまるで映画のワンシーンのようです。村は1時間ほどで散策でき、途中にはカフェやレストランもあるので、歩き疲れたら休憩も可能です。また毎年5月には「ノッサ・セニョーラ・ド・カステロ祭り」が開催され、この時期の訪問もおすすめです。
ポルトガル旅行の際には、ぜひ少し足を延ばしてモンサントを訪れてみてください。弊社ではモンサントを組み込んだプライベートツアーも承っておりますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。