ポルトガル通の方はお気づきだと思いますが、こちらのNTT Docomo(クロッシィ)のコマーシャルはポルトガルのシントラ(世界遺産に指定されています)にあるレガレイラ宮殿で撮影されたようです。
ホラー映画に出てきそうな佇まいのこちらの宮殿は、12世紀に王室の別荘として建設され、何度か所有者が代わったあと1904年に大富豪アントニオ・カルヴァーリョ・モンテイロにより現在の形になりました。彼は秘密結社に属していたとされ、この建物には様々なシンボルが彫刻されています。また、イニシエーションをする場所だったとされる場所や秘密の通路など様々なカラクリが仕掛けられています。
1987年から10年間は日本の会社が所有していたようですが、後に所有権がシントラ市に移り1998年から一般公開されています。リスボンにお越しの際は、是非足を伸ばしシントラまでお出かけになってみて下さい。