““最もポルトガルらしい村”とテンプル騎士団ゆかりの修道院を訪ね、ポルトガルの知られざる魅力に触れる、歴史好き・建築好きにぴったりの充実コースです。

朝、リスボンのご滞在先から専用車で出発し、まずは「Aldeia Mais Portuguesa de Portugal（最もポルトガルらしい村）」の称号を持つ【モンサント】へ。巨大な花崗岩の間や上に寄り添うように建てられた石造りの家々は、まるで岩と一体化したような独特の景観を生み出しています。村を歩けば、細い石畳の路地、古い教会、そして中世の城跡が点在し、タイムスリップしたような感覚を味わえます。高台に登れば、アレンテージョとベイラの大地が地平線まで広がる絶景が眼下に広がり、写真映えも抜群です。散策の後は、地元食材を活かした郷土料理が楽しめるレストランでランチをご堪能ください。

午後は、テージョ川流域に位置する歴史の町【トマール】へ。12世紀、テンプル騎士団によって築かれ、その後キリスト騎士団の拠点となった町で、世界遺産【キリスト修道院】はその象徴的存在です。要塞のような外観を持つこの修道院は、ロマネスク、ゴシック、マヌエル様式、ルネサンスといった多彩な建築様式が融合し、特に「マヌエル様式の窓」は複雑かつ壮麗な彫刻で世界的にも有名です。複数の回廊や礼拝堂を巡りながら、騎士団の歴史と信仰、そして芸術が織りなす中世の世界に浸っていただけます。

岩とともに生きる人々の暮らしと、騎士団が築いた壮大な歴史遺産—2つの異なる時代と風景を1日で体感できる、他では味わえない特別な旅です。

専用車による快適な移動と柔軟なスケジュールでご案内いたします。お客様のご希望に応じたカスタマイズも承りますのでお気軽にご相談ください。全てのプライベートツアーには、日本人ガイド・アシスタントサービスも追加可能です。