リスボンのカイス・ド・ソドレエリアは、一昔前は漁師の街として栄え、漁の道具を売る店や立ち飲み屋や定食屋があり、漁を終えた漁師たちで賑わっていたエリアです。今日では、お洒落なカフェやバー、レストランなどが軒を並べていますがその名残はところどころに見られ、新しいものと古いものが混在する場所になっています。
日中はリベイラ市場があるため、ローカルが行く安くて美味しい定食屋さんや、昼間からワインを片手に話し込むおっさんたちが集う立ち飲み屋さんなどがあり、リスボンの生活の一部を垣間見れるおすすめの場所です。また、夜になるとたくさんのバーやクラブがオープンし、特に週末にもなると、お店からはみ出た人々で道が塞がるほど賑わいます。こちらの場所は、朝方まで営業しているところが多く深夜1時過ぎ頃から他の場所より集まってきます。
このエリアにはたくさんのおすすめの場所がありますが、手始めに Sol e Pesca(太陽と釣り)というカイス・ド・ソドレエリアらしいバーを紹介します。こちらのバーの特徴は、以前釣具店だったこの場所のディスプレイをそのままに、そしてなんとおつまみは缶詰のみ。ポルトガル各地より集められた缶詰がショーケースにびっしり並べられています。また、店内は少し暗めの照明になっているため落ち着いて、缶詰で一杯できます。
イワシやツナを始め、バカリャウ(タラの塩漬け)、タコやイカなど100種類ほどの中からお好きな缶詰をチョイスすると、パン(別途2ユーロ)とともにお皿にサーブしてくれます。また、缶詰を使ったサラダなど簡単な料理もいただけます。
おみやげにも最適なポルトガルの缶詰ですので、こちらでお好きなものを見つけてはいかがでしょうか?
営業時間:月火水は12:00〜02:00 / 木金土は12:00〜04:00
住所:Rua Nova do Carvalho 44, Lisbon
オフィシャルサイト:www.solepesca.com
One thought on “缶詰バーのSol e Pesca”
このお店行きました。