ポルトガルには、地方により沢山の種類のパンがあります。Pão de Mafra (マフラパン)は、リズボンエリアにあるマフラで作られるパンです。今ではリスボンを始めいたるところで食べられますが、正確にはマフラにあるEncarnaçãoかCheleirosで作られたものをいいます。
このパンの特徴は、外側がすごくサクサククリスピーで、中はとても柔らかくモッチリしていて噛めば噛むほど甘みが口に広がる、味わいのあるパンです。見た目はどっしり、ゴツゴツと岩のようですが、焼きたてはサクサクで中身はしっとりととてもおいしーです。他のパンより多くの水を入れ、また発酵時間が短いのがマフラパンの特徴だそうです。パンはもちろん薪のオーブンで焼いています。
マフラパンのファンは、このパンはその日のうちに食べなければいけないと言っているそうですが、焼きたての風味はなくなりますが2-3日は問題なく食べられます。古くなったものはトーストして食べましょう。
パリでおっしゃれーにフランスパンもいいですが、リスボンでゴツゴツのマフラパンもありではないでしょうか?