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観光スポット

マフラ国立宮殿(修道院)

リスボンより北に車で40分ほどに位置する、人口5万人ほどの町、マフラ(Mafra)にあるマフラ国立宮殿は、バジリカ(礼拝堂)と修道院を併設したポルトガル最大級のバロック建築の宮殿です。18世紀に国王ジョアン5世とマリア・アナの間に子供が生まれたことを神に感謝するために建設されました。

13年もの歳月と計5万人以上に及ぶ労働者を動員し、1730年に完成したこの宮殿には、1200の部屋に加えて4万冊近くの蔵書を誇る図書館、大理石が美しいバチカンのサン・ピエトロ寺院を模倣したバジリカ、330人の修道士を収容可能な修道院が併設されています。また、鐘楼には世界最大級の鐘が備え付けられ、この鐘の音は24km先まで聞くことができるそうです。

この宮殿には、人を食べることが出来るほどの大きなネズミが住み着いている、またエリセイラまで繋がる秘密のトンネルが存在するなどの伝説が言い伝えられて、見学者をさらに楽しませてくれます。

また、マフラには王家が狩猟のために作った狩猟公園があり、今日は大自然を残す公園として一般公開されています。ポルトガル政府によりこの2つを「マフラ宮殿とマフラ修道院、王家の狩猟公園」の名前で、ユネスコの世界遺産の暫定リストに登録しています。

リスボンにお越しの際は、是非足を運んで見て下さい。マフラへの行き方は、レンタカーが便利ですが、リスボンのカンポ・グランデ、シントラのポルテーラ・デ・シントラ駅よりバスが出ています。また、先日紹介したマルベイラのマーケットと合わせて観光されてみるのもおすすめです。宮殿の周りには、カフェやレストランが多くありますので、軽食や昼食におすすめです。

ようこそポルトガルでは、ハイヤーを現地価格にて手配いたしますので、時間を有効に使いたい方、公共の交通機関では行きにくい場所などへ行きたい方は是非ご連絡下さい。

開館時間:

 宮殿:10:00m – 17:30 (最終入場時間:16:30)

 バジリカ:毎日10:00 – 13:00 / 14:00 – 17:00

 図書館: 毎日10:00 – 12:30 / 14:00 – 17:00

休館日:火曜日と、1/1、復活祭、5/1、昇天日、12/25の祝日

入場料:6ユーロ(日曜、祝日の14:00までは無料)

マフラ国立宮殿(修道院)
本気で大きいです。
マフラ国立宮殿(修道院)
豪華なエントランス。
マフラ国立宮殿(修道院)
ピンクやグレーの大理石がとても綺麗なバジリカ
マフラ国立宮殿(修道院)
こちらが、図書館。貴重な本が保管されています。
マフラ国立宮殿(修道院)
トロフィーが壁一面に飾ってある、先端恐怖症には危険な部屋。
マフラ国立宮殿(修道院)
センスを疑う角でできた椅子。
マフラ国立宮殿(修道院)
修道士の部屋。
マフラ国立宮殿(修道院)
病院も併設されていました。
マフラ国立宮殿(修道院)
宮殿の隣には、公園がありますので見学後に一休みして下さい。
マフラ国立宮殿(修道院)
きれいに整備されています。
マフラのおみやげ屋さん
宮殿の前にあるおすすめのおみやげ屋さん。

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